ANCHAT共同開発事例のご紹介 サンコー技研「サンコー君」

これまで生命科学と情報科学を融合した分野、バイオインフォマティクスの業界で活動してきた当社ですが、この頃は多くの研究を支援し続ける中で、製造業の方と繋がりたいと考えるようになりました。

 

というのも、当社が支援した研究者が新たな素材を発見したとします。しかし、研究者はその素材を「製造」できる手段を持ち合わせていないため、せっかくの研究成果をすぐに活用することができません。

 

そんな課題を解決するためにも、まずは製造業の方々と繋がりたいと思い、今年4月に「全国知識製造業会議」へ参加しました!

 

そこで、精密打ち抜き加工のプロであるサンコー技研と運命的な出会いがありました。

「精密打ち抜き加工について教えていただきたい」という当社の希望からお話をするようになり、サンコー技研がこれまで蓄積してきた精密打ち抜き加工に関するデータを何かに活用できないだろうか?とお話をいただいたことがきっかけで今回の共同開発へ繋がりました。

 

共同開発した製品は精密打ち抜き加工について何でも答えてくれるチャットbot「サンコー君」です。

こちらはなんと、サンコー技研と出会ってから4ヶ月後である今月、8月にリリースいたしました。

 

「サンコー君」は実際にご利用いただくことが可能です。ご興味ございましたら是非ご覧ください!
サンコー君に会えるページ ▶ 打ち抜き加工.NET (sankogiken.com)

 

 

当社が目指すものとして「知の共有」がキーワードの1つにあります。
これまでの研究者が自身の研究手法(解析手法等)を他の研究者へ共有することで後続の研究の発展に寄与してきた素晴らしい文化。そんな文化をもっと広げていきたいと考えています。

 

製造業に関する技術や知識においても、紙ベースの業務がメインで、見える化されておらず、さまざまな情報を共有しづらいという現状を「全国知識製造業会議」にてよく耳にしました。情報を見える化し、共有しやすくすることで「知の共有」文化を製造業でも活性化させていきたい。そのために、この課題を解決するための施策を今度も引き続き検討していきたいと考えています。

 

今回は当社製品「ANCHAT」を用いることで、他人を介さずに知識を共有する環境を実現しましたが、他にもさまざまな方向から情報の見える化や情報の共有をITの力で実現していきたいと思います。

 

 

全国知識製造業会議から生まれた初の連携事例として、下記の記事で紹介されました!是非ご覧ください!!

 

全国知識製造業会議にて紹介された記事はこちら① ▶ 【連携事例:サンコー技研×アンプラット】わずか4ヶ月で「打ち抜き加工について何でも答えるChatbot」を共同開発 – 全国知識製造業会議 (lne.st)

 

全国知識製造業会議にて紹介された記事はこちら② ▶ 【全国知識製造業会議2024 実績第一弾】株式会社サンコー技研×株式会社アンプラット 精密打ち抜き加工に関するChatbot『サンコー君』を共同開発 – 全国知識製造業会議 (lne.st)

 

今回の共同開発の大元となった、「ANCHAT」の詳細はこちら ▶ https://anplat.co.jp/anchat/

 

2024/8/29
株式会社アンプラット